地域医療の中核を担う病院として
さいたま市民医療センターは2009年3月、さいたま市西区にオープンした340床の急性期病院です。建物はさいたま市が建設し、いわゆる「公設民営」の方式となっています。
基本理念は、「市民の健康と生命を守るため、地域医療連携の中心的な役割を果たし、安全で良質かつ、高い倫理観を備えたチーム医療の提供に努めます」。そのため、地域の医療機関の後方支援として、かかりつけ医などからの紹介患者に対する医療提供や、開放病床および医療機関に対する高度医療機器の共同利用を推進しています。さらに、地域の医療従事者向けの各種研修・講座を実施して、地域の医療向上にも寄与しています。また、大規模災害時に備え、災害訓練等を積極的に実施し、傷病者への医療提供をしていくなど、地域医療に幅広く貢献しています。